システムエンジニアになりたいと思っているけど仕事内容は難しいのかな?必要な能力ってなんだろう?自分にあるかな?という疑問にお答えしています。
僕はシステムエンジニア5年生で、現在ベトナムの現地企業でリーダーをしています。そこでリーダー視点から新人に必要な能力、持っていると嬉しいスキルを共有したいと思います。
目次
- ソースコード修正~単体テスト
- 自分で調べる力
- ホウレンソウと確認
ソースコード修正~単体テスト
まず新人が作業するのは「ソースコード修正」と「単体テスト」です。
ソースコード修正については、使用されている言語やフレームワークをしっかり理解しましょう。研修の時とは違い、現場のソースコードはとても長く、他人が書いた汚さに圧倒されます。そこから修正箇所に目星をつけて修正します。
悩むのが単体テストです。単体テストの定義や範囲、方式はプロジェクトごとによって異なります。まずは前の人のお手本を真似するのが吉ですね。入力値チェック、境界値チェック、エラーメッセージ確認など、単体テストの確認観点を押さえましょう。
自分で調べる力
作業をしているとわからないことが必ずでてきます。そんなときすべてを先輩に聞くわけにはいきません。簡単なことなら自分でググって解決する力が必要です。
ただし、注意してほしいことは、何時間も調査に時間をかけて良い訳ではありません。時間は有限です。お客さんはあなたの時間にもお金を払っています。1日分のお金を払っ成果ゼロではあり得ないですよね?
時間を区切って調査しましょう。それでも分からない場合は聞きましょう。聞くときもわかりませんだけではなく、どこまでやってどこがわからないのかを報告しましょう。
ホウレンソウと確認

ほくが一番大事だと思うのがホウレンソウと確認です。「エンジニアになったらバリバリコード書くぜ!」と思ったかもしれませんがそうではありません。最初は先輩と作業するので、報告する、相談する、確認することがとても重要です。
報告する
まず終わった完了したのか、終わってないのか。終わってないなら、何の作業が残っていて、いつ終わる見込みなのかを報告する。
相談する
いきなり今自分が困っていることを話されても相手は「ん、何のこと?」となり理解できません。仕様概要を説明してから、どこがわからないのか、それは事実か推測かを相談しましょう。
確認する
リーダーからの指示は基本抽象的でふわふわしてます。でも多分こういうことだろうと自分で決めるのはNG。仕様で気になったら確認しましょう。ここから信頼感が生まれます。
※先輩も忙しいのでウザがるかも知れませんがしっかり報告しましょう。間違った理解で作業を進めても、間違った成果物が出来上がるだけ。お客さんは「こんなの要りません」となり、すべての時間が無駄になるからです。
さいごに:キチンと出来ればリーダーは嬉しい
はじめは報告ができるかどうかの方が重要です。責任を持たず適当に作業する新人が多いです。ソースコードは書けるけど報告が全く出来ない。
スケジュールを進めるためにも、まずは決められた範囲をきちんと完了させてほしい。これが出来ればリーダーはとても嬉しいのです。