この記事は以下をターゲットにしています。
・コストを下げるためにオフショアを利用したいなあ
・ベトナム有名だけど、どれくらいのスキル持ってるのかな?
・会社情報じゃなくてホンネを知りたいな
僕がベトナムのオフショア開発会社に入社してから半年が経ちました。この記事ではベトナム人開発者がどれくらいのスキルを持っているのか紹介したいと思います!
※注意)はじめにお断りしておきますが、開発者の能力はピンキリです。
技術力は想像以上に高い
ベトナム開発者は20代30代が多く、言語だけでなくフレームワーク、ミドルウェア、シェルなど、基本的なスキルはありますし使えます。日本の新卒未経験で入った開発者よりか技術力は高いです。スキルでは互角だな、技術は何も教えることが無いと感じたくらいです。
基本的なビジネススキルが不足している
もちろんデメリットはあります。
オフショア開発で懸念するべきはリスクでして、以下の管理に僕も苦悩しています。
テスト観点がぬるい
テスト観点の抜け漏れが多いです。仕様の通りであるかどうか、品質への意識がまだ低いです。
報告がない
タスクに対してきちんと進捗管理、期日の決定などルールをもうけないとぐだります。
勝手に中身を変える
なぜか勝手に中身変えます。理由はこっちの方がいいと思ったから。ソースコードはお客さんの資産という意識が無いです。よってソースレビューする必要があります。
日本にもいますよね。プログラミングは詳しいけど仕事できないアイツ。それと同じです。
現場から考えるオフショア利用法
このようなデメリットがあるため、使い方を間違えると失敗します。悪く言えば機械だと考えて利用した方が上手く回ります。当社でも上手く回っているチームは日本側がコントロールしています。
そちらで決めてくださいは失敗を招きます。定価格なら品質もそれないです。それからオフショアする意味がないと感じたならそれは正解だと思います。
おわりに
基本的にオフショアは開発者を提供するだけというビジネスモデルです。コントロール役のブリッジエンジニアは必要だと思います。請負ではないので、オフショア使えば完成するという考えでは失敗します。この記事が参考になれば幸いです。